So-net無料ブログ作成

航空自衛隊浜松のエアパークで現用戦闘機を見物。F−15編 [おとなの社会見学]

F-15(愛称:イーグル)は、空戦における被撃墜記録は無い世界最強の戦闘機。
日本の領空を侵犯してくる未確認飛行物体を要撃する防空の要だ。
配備から30年以上経ったいまでもトップレベルの性能を誇る日本の主力戦闘機である。

F-15の横には教官らしき自衛官。こっちでもいろいろ質問したぞ。
20120218-07.jpg

F-15もサイドからのジオラマ写真。
20120218-05.jpg

尾翼には第1術科学校のエンブレム。
20120218-03.jpg

正面から見ると可変エアインテークが目立つ。ここか最適な空気を取り込んだり圧縮したりとマッハ2.5を出すための重要な装置。離陸の時はキュィンと下向くのがかわいい。
主翼を見てくれ。模擬弾が片方にしかついていない。なんでだろ?
20120218-12.jpg


20ミリバルカン砲。
最近は有視界でのドックファイトは少なくバルカン砲を使うこともないらしい。
20120218-11.jpg


マッハ2.5を叩き出すエンジンの製造メーカーはプラット・アンド・ホイットニー社。鷲のマークの信頼のエンジンだ。さすがはイーグルに積むエンジンだ。アフターバーナー全開の時はノズルがガバーって開くぞ。
日本では石川島播磨重工(IHI)がライセンス生産している。
20120218-09.jpg


教官に質問だ。
Q:F−15は何時間飛べるのだ?
A:2時間だ。

Q:それしか飛べないのか?
A:そうだ。ただ東京から大阪まで10分でいく。

Q:空中戦とはどんななのだ?
A:今は有視界での戦闘より遠くからの攻撃になっている。

Q:スクランブルはどのくらいで発進するのだ?
A:10分で飛び立てる。

Q:スクランブルは重要なことなのか?
A:重要な任務だ。24時間態勢で警戒待機している。
  もちろん今もだ。

Q:F−15は空中戦だけなのか?
A:いや。ストライク・イーグルという対地能力もあるF-15もあるが日本にはない。
 対地、対艦はF−2の仕事だ。

Q:なんで片っぽしか模擬弾をつけてないのだ?
A:あるのとないの両方とも楽しめるだろ?

ほう、判ってるじゃないか。


広報館から戦闘機の上がよく見えた。戦闘機の周りで自衛官がバタバタしてると思ったら午後からは強風のために近づいての見学は中止みたい。おぉ。早く行っててよかったぜ。
みんなもよく書いているけど、もうちょっと格納庫から離して展示してくれると日陰にならなくていいんだがな。今度は離して頼むよ。
20120218-20.jpg


飛行展示がないためか航空祭のように人が溢れることもなくゆっくり見れた。
バズーカのようなレンズを構えてエア・チェックしているマニアも少々。どうやらYS-11の体験フライトがターゲットのようだ。

今日は、戦闘機の展示が目的で来たがエアパークもなかなか面白い。
飛行機やヘリコプターが展示されていたりコックピットに座ることもできる機体もあって子ども達の人気だった。自衛官の服の貸し出しもあって記念撮影しているひともちらほら。
航空自衛隊に関する装置やパネルの展示もたくさんあって実に面白い。

前は、防衛費というと税金の無駄使いっぽく感じていたりもしたが最近は自衛隊は大切なんじゃね?って思えてきた。自衛隊は普通じゃできなことを頑張ってくれているのが判ってきたからな。
機会があったら航空祭などの自衛隊イベントに参加してみるといいかもしれないぞ。



タグ:自衛隊
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

航空自衛隊浜松のエアパークで現用戦闘機を見物。F−2編 [おとなの社会見学]

日本の空を防衛してくれている戦闘機の展示イベントにいってきた。

航空自衛隊浜松基地にある航空自衛隊 第1術科学校が保有する要撃戦闘機F-15(イーグル)と支援戦闘機F-2(エフツー)が地上展示。
築城基地でも見たんだけど今回も好きなだけバシャバシャ写真を撮ってきた。

鬼教官(たぶん)と若き第1術科生に質問しまくってきたぞ。
20120218-01.jpg


F-2A(愛称:バイパーゼロ)。航空自衛隊のデジタルな戦闘機だ。
海に囲まれた日本を守るため対艦ミサイルを4発も装備できる世界でも希有な戦闘機。カラーリングも独特で海の上で目立たないように洋上迷彩で塗装されている。
20120218-04.jpg

F-2は意外とスリムな感じのする機体。
対地・対艦の戦闘がメインだけど対空もこなすマルチロール機なのだ。
20120218-13.jpg

F-2の装備を左から見てみよう。
桃:ピトー管。
  速度をはかるための計器。ハッピーフライトで壊れたのがコレ。
黄:ライトニングアレスタ。
  機首はレーダーのドーム(正式:レドーム)で複合素材で作られている。
  超すごいレーダー装置(J/APG-1)を雷から守るための避雷器だ。
赤:先進型敵味方識別装置。
  AIFFといわれるアンテナで敵と味方を識別する装置。
黒:AOAセンサー
  Angle of Attack(迎え角)の計器。迎え角というのはだな…。よくわからんぞ。
空:統合電子戦システム(IEWS)のアンテナ。
  中・高周波数妨害用のアンテナのようだ。低周波用は尾翼のとこに。
青:こっちもIEWS用アンテナでレーダー警戒用。
  レーダーに捕捉されたりミサイルに追尾された時に対抗措置をとる。
緑:20ミリ機関砲
  こっち側にだけしかついていない。

つまりは、アンテナやセンサーが機体のあちこちについてるってことだ。
20120218-16.jpg

富士山とF−2の後部。
真後ろは公開範囲じゃなかったからエンジンを背後から見れなかったのが残念。
築城基地ではみれたんだけどな。
エンジンの上にある筒にはドラッグシュートをしまう。ドラッグシュートというのは制動傘で着陸したときにパカーって開いて抵抗を作り短い距離で着陸できる。
機体にみえる白い四角は、チャフ/フレア・ディスペンサーのマガジンを装填するところ。敵にロックオンされたらチャフ(電波反射材)やフレア(閃光)でかく乱するのだ。ミノフスキー粒子みたいなもんか。
20120218-08.jpg

機体のマーキングもいちいちカッコいいな。
20120218-520.jpg

20120218-18.jpg築城基地で撮ったF-2のコクピット。
アナログな丸い計器は少なめで大きめのモニタがある。上部のパネルはHUD(ヘッドアップディスプレイ)。飛行中のさまざまな情報が表示されるようだ。
デジタル・コックピットを司る電子機器は三菱電機製。




F-2のとこにいた女性自衛官にいろいろと聞いてみたぞ。

Q:この戦闘機は、ひとり乗りなのか?
A:はい。そうです。同じ機体で二人乗りもあります。

Q:どっちが強いのだ?
A:強いということはありません。
  二人乗りは訓練用で後部には教官が乗ります。

Q:パイロットか?
A:いいえ。私は整備士です。

Q:ここでどんなことをしているのだ?
A:ここは学校(第1術科学校)です。
  私は航空機の整備を教わっています。

Q:こっち(F-2)とあっち(F-15)はどちらの整備が難しいか?
A:F-15です。パーツも多く難しいです。

Q:整備は機体ごとの専門なのか?
A:いいえ。部隊に配備されている機体を整備します。
  F−2もF-15も配備されていれば両方とも整備します。

Q:整備はけっこうするのか?
A:します。しないと飛べませんから。(きっぱり)

Q:女性の整備士は珍しいか?
A:いいえ。人数は少ないですが珍しくありません。

寒い中ありがとう。
さすがは自衛官。受け答えがしっかりし過ぎ。始めに、結論を答えてから補足の説明をしてくれるから何も知らなくてもよく理解できた。

飛行機で脚光を浴びるのはパイロットだけど飛ばすために多くの人が陰で支えてんだな。一人前になるのは大変そうだが頑張っていただきたい。



F-15編に続く。
タグ:自衛隊
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー