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ようやく大阪倶楽部を見学できたぜ。 [たてもの博物館]

今日の調査対象は、社団法人 大阪倶楽部
大阪財界人によって創立された社交クラブで今も会員制で普段は一般公開していない。
なかなか機会がなかったんだが今回ようやく館内見学することができた。

大阪倶楽部は、1924(大正13)年に竣工したたてもので登録有形文化財にも指定されている歴史的建造物である。
設計者は安井武雄。大阪瓦斯ビルヂングや高麗橋野村ビルディングも手がけている。
外観は「南欧風の様式に東洋風の手法を加味せるもの」というように独特な装飾が石のアーチやトーテムポール、窓枠に施されていて目を惹く。
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正面の上部にはO(大阪)C(倶楽部)を象ったエンブレム。
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派手ではなく地味ながら上品な雰囲気があるエントランス。
クリスマスの飾りがオシャレだ。
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玄関ホールの床には市松模様の大理石が敷き詰められてシックでいい雰囲気だ。
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エレベータのレトロ感たっぷり。
三信ビルのエレベータを思い出すぜ。
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3階3号室。この部屋で大阪倶楽部の説明を受けた。
東の東京倶楽部、日本倶楽部などがあったが西には社交場がなかったため実業家が出資して大阪倶楽部が設立されたそうだ。現在の会員はすべて男性で当初は女性が館内に出入りすることもできなかったそうだ。フォーマルな倶楽部で通常は館内ではタイとジャケットは必須で帽子も脱ぐドレスコードがある。
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3階2号室
大阪倶楽部の特徴は各部屋で梁を違う様式にしている。
各写真を見比べてみると判るぞ。
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3階1号室
腰壁がぐんと高い。腰壁が高いと吸音効果があるので食堂や会議室では高い腰壁が多いのだ。照明も各部屋で違っているのに気がついてるか?20111224-07.jpg

4階ホール
結婚披露宴会場、講演会、音楽会などに利用されている。音響効果がいいみたいでコンサートがよく開催されている。この後もコンサートが開催されるため準備中。2回目の見学会ではホールは見れないので1回目にしてよかったぜ。
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階段室もシックな装い。ねじっている装飾もいいね。
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階段の途中にはステンドグラス。
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2階談話室
図書室や奥には常食堂もある。
男性の社交場だと喫煙なイメージがあったが館内は禁煙だ。タバコは喫煙スペースで。
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1階娯楽施設
囲碁・将棋室には碁盤24面、将棋盤6面。囲碁の方が人気らしい。
会員なら利用できるわけでなく囲碁部、将棋部に入会してからの利用になる。
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撞球場
英式2台、ボークライン1台、米式四ツ球3台を備付け。ビリヤード台は会員が寄与してくれたりするそうだ。スヌーカーとかあまり馴染みのない台もあった。しぶいぜ。
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外観の装飾もじっくりと見ておきたい。
建屋の西側を飾る獅子は伊奈製陶製(現:INAX)だ。
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大阪倶楽部は、公開していないので館内に入るにはコンサートとかにいくことになるが館内見学が目的ならたまに開催される一般公開を逃さないようにするしかない。大概、先着順なのでウェブとかをチェックしておくといいぞ。
タグ:大正ロマン
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