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シモレンのホフマン窯をまるごと撮ってきた [近代化遺産]

2度の大地震を耐え抜いたタフなヤツで重要文化財に指定されている野木町煉瓦窯をみてきた。正式には旧下野煉瓦製造株式会社煉瓦窯っていうけどシモレン煉瓦窯とかホフマン窯といったほうが一般的かも。野木町役場の生涯学習課生涯学習係スタッフからホフマン窯のことをブログに書いてねって誘われたから書いとくぜ。

野木町煉瓦窯は明治23年に作られた日本にも4基しかないホフマン窯のひとつ。完全な形で残っている歴史が最も古い煉瓦造の建造物としても最大規模。野木町煉瓦窯はホフマンの考案したプロトタイプ的な窯で円形なのが素晴らしくカッコいい。今後も保存してくために9月から3年がかりの補修工事に入る。たいがい補修すると残念な姿になるから今の姿を見れる貴重なチャンスを見逃す手はない。
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まずはいつものように写真をベタばり。

雨空だったけどホフマン窯をよく見れたしスタッフの説明もよかった。
が!そんなスタッフの中でひとりのうるさいじーさんが邪魔だった。韓流ファンが東方神起の撮影場所で撮っていてもあっちのほうがいいからいけとか,今あっちで案内しているから行ってこいとかうるせーんだよ。好きに撮らせてやれよ。オレが写真撮っててもゴチャゴチャうるさい。ホントにオマエは邪魔。帰って孫の面倒でも見とけ。東方神起と同じアングルで撮りたがっていたのに気の毒だった。楽しかったのを台無しにする大きなお世話だ。ああいうスタッフはオーディションで落としてくれ。

一部は崩れていて内部が丸見えなのは見学するにはいい。
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フォトスポット。急かすじじいを無視しての一枚。
バエラとかの女性誌などの撮影にも使われたそうだ。
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釜の入口の上にはナンバーが刻印されている。
ここはホフマン・ナンバー6で全部で16まである。
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煉瓦のスロープをあがるとまるでメリーゴーランドなステキな光景が。
床には煉瓦が敷き詰められていてなんか蓋みたいなのがあるぞ。
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その蓋の正体は「投炭孔」といって下にある窯に炭を投げ入れるための穴なのだ。
外周にはレールが敷いてあってトロッコで炭を運んだそうだ。
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中心部をズームアップ。
よーくみると引っ張る金具みたいなのがわかるか?これは炭を燃焼させるときに空気の流れを制御するダンパだ。人の手で開閉していたんだって。
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窯の内部にも入れたぞ。ホフマン窯の内部は煉瓦のトンネル。
思っていたよりキレイだ。実際に煉瓦を焼いていた場所ですげー暑かったんだろう。煉瓦の造り高の説明をうけたんだけどイマイチ燃焼の仕組みがピンとこなかった。新聞紙でパーテーションを区切って空気の流れを制御していたみたい。
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煙道。
野木町煉瓦窯のホフマン窯は円形になっている16の窯で燃焼→冷却→完成→搬入→燃焼→…ぐるぐると繰り返すことで無限に煉瓦を製造できる造りになっている。
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言われて気がついたんだけどホフマン釜の煉瓦の積み方が珍しい。
一番したの煉瓦はよーーくやいた堅い煉瓦を使ってイギリス積みにしている。色が黒っぽいのは高い温度で焼くことで水分をとばした結果レンガが黒っぽくなるのだ。二層目は普通のレンガでイギリス積み。そして3弾目。これがフランス積みになってんじゃん。積み方が異なる方法で作られたレンガ建築物を初めて見たぞ。
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深谷にある日本煉瓦製造のホフマン釜も見たことあるけどシモレンのホフマン窯の帆が数倍カッコいい。(窯の内部は日本煉瓦製造のほうがいい)夏にも一般公開が予定されているんでキニナルひとは一見の価値はあるから是非見に行ってほしい。夏の一般公開も撮り納めにいきたいと思ってる。

実は以前にも見に来たことがあるのだ。前回の調査時は非常にデンジャラスだったんだけど今日は安心して見学できた。


タグ:明治モダン
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